ハリカについて

「痛い場所」「辛い場所」だけではないハリカの施術について

厚生労働省の統計をみると、自覚症状として肩こりや腰痛が男女ともに高い割を占めています。 そして成人の20%が慢性的な不眠という統計もあります。 これらによる身体の不調で仕事のパフォーマンスが下がり、経済的損失は年間1.2兆円ともいわれています。 もちろん、生産性で物事を見る事を私個人は正しいとは思いませんが、 「穏やかな心で快適な毎日を過ごすこと」が身体の不調でできない事は、 非常につらいことだと感じますし、それは新たなストレスの原因になるのではないでしょうか。

この「ストレス」がかかる事により落ち込んだりイライラしたり心的な影響を受けるだけではなく、 身体の反応で頭痛や肩こり腰痛、胃腸の不調や睡眠への弊害などが出やすくなったりします。 しかも「痛み」に関して言えば、通常出るはずの痛みを抑制する物質が出にくくなり、 痛みを感じやすくなる事があります。

このような事から「痛い場所」だけではなく、 心身共にリラックスをして身体のバランスを整え、不調を改善するお手伝いをする、 「全身的な施術」をおこなっております。 継続的な鍼・灸・マッサージを受ける事で皆様の心と身体の健康状態向上に貢献し、 生活の質(QOL)が上がり事を願い施術をおこなっております。

今の健康】だけではなく【未来の自分へ健康投資】として鍼灸治療を受けてみませんか。

鍼灸はどんな事に役に立てるの?

ハリカの施術の特徴

カウンセリング

ハリカではいらして頂いた方すべてに詳しくお話を伺っています。 少し時間がかかってしまうかもしれませんが、 全身的な施術をする為、健康状態を把握することが重要と考えているからです。 そして患者さん自身がお話をしていただく事で、 ご自身のお身体の状態を別の角度で見直すことができるかもしれませんし、 不安感も少し楽になるかもしれません。

施術

全身の施術を鍼灸を中心に部分的なマッサージを加えておこなっていきます。 カウンセリングで伺った事を元に最適な施術をおこなっていきます。 時には脈診・腹診・舌診等東洋医学的な方法を使用する事もあります。 マッサージは日本の伝統的なあん摩や指圧をおこなうほか、 比較的オイルマッサージを多用しています。 皆様のお身体の状態は異なるので、1人1人施術は異なります。 是非リラックスをして施術を受けて下さい。

詳しい施術の流れについては「治療の流れ」のページをご覧ください

副作用について

鍼灸マッサージは副作用が少ない、と言われていますが、 好ましくない反応が起きないというわけではありません。 鍼は痛いし怖いから受けない、お灸は熱くて火傷をするのではないか、というように 鍼灸を受けないという方からはこう言ったお話を聞く事が多いです。

鍼は痛い?

鍼と聞くと、病院で使用される注射針やお裁縫で使用する針を思い浮かべるのが一般的ですが、 私たち鍼灸師が使う鍼はとても細いものです。 サイズでいうと注射針(21G)が0.8mmとすると、私が多用する鍼は0.16mm~0.25mmです。 細い鍼は比較的痛みを感じにくいと言われていますが、痛みが全くありませんとは言えません。 痛みを感じやすい方や体調によっては刺激に対しての感じ方が異なることもあり、 ちくっとした痛みを感じる事もございます。 これらの事をふまえて、施術前にカウンセリングをおこない、 なるべく刺激による痛みが減るよう丁寧な施術を心がけております。

内出血について

鍼は筋肉に刺して血行を改善したり、肌の下にある組織に微細な傷を作る事で、 コラーゲンの生成を促したりすることを期待するものです。 そこでどうしてもおこり得るリスクは「内出血」です。 内出血は鍼が毛細血管にあたり出血がおこる事で出現します。 腕などをどこかにぶつけたときにできる内出血と同じように、 アザになってやがて消えていきます。 一般的に内出血は数日で消えますが、個人差があり数週間かかる方もいらっしゃいます。

また、血液をサラサラにするお薬を飲んでいる方、自覚なくアザができている方、 は内出血ができやすくなっています。

アザとまではいかなくても、鍼を刺した後に赤い点ができる事もあります。 これも毛細血管が微細に出血しできる物になります。 個人差はありますが数日で消える事が一般的です。ご体調やご体質によっては1~2週間かかることもあり ます。

特にお顔は毛細血管が豊富な為、美容鍼は内出血の可能性は高まります。 その為ハリカではお顔は細い鍼を使用する事、深く刺さない事、 鍼を抜く際に圧迫を長めにおこなう事、を心がけておこなっています。

この様に内出血が出ないよう細心の注意をはらって施術をおこなっていますが、 内出血のリスクは残念ながら0にはなりません。

予めご了承ください。

お灸は熱い?

お灸は熱刺激でうっすら火傷を作って免疫を活性化させるのが目的です。 現在では火傷を作るような事はせず、ツボを温める事で使用するものが主流になっているようです。 ハリカでは心地よく温かいお灸をおこなっています。 (症状によってはツンという刺激があるお灸をすることもあります) 熱さを我慢することでより効果があるのでは?と考えている方もいらっしゃいますが、 決してそんなことはありませんので、 施術中お灸をおこなっている時、熱いと感じたらすぐお知らせください。